【知らないと損】楽天ふるさと納税のやり方とオススメのポイント獲得方法
- すでに楽天会員で楽天ふるさと納税に興味がある
- 楽天ふるさと納税のやり方が知りたい
- 一番お得になるやり方が知りたい
ふるさと納税に興味はあっても、やり方がわからない、手続きがめんどくさそう、と思っていませんか?少し前までは手続きが面倒だったのですが、今はワンストップ特例制度があるので簡単に手続きができます。私も「ふるさと納税はお得だけど面倒臭いんでしょ」と思っていましたが、やってみて「こんなに簡単だったんだ」と驚きました。今回はそんな私の体験をシェアしていきたいと思います。
この記事に従って手続きを進めることでふるさと納税を行うことができます。
【知らないと損】楽天ふるさと納税のやり方とオススメのポイント獲得方法
ふるさと納税をするなら楽天が一番おすすめです。楽天ポイントをうまく活用することによって2,000ポイント手に入るので、実質無料で商品が手に入ります。もっとうまくやれば2,000ポイント以上が手に入るので、やらない手はありません。
「ふるさと納税」と聞いて何となくしかわからない、という人も多いと思うので、まずはふるさと納税が何か?という所から紹介していきます。
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは各地方自治体がお金を集められるようにしたサービスのことです。東京に人口が集中している中で、こうした制度が生まれました。「ふるさと」という言葉が使われていますが、全く住んだことがない自治体にも寄付できます。私たちはふるさと納税を使うことによって下記のメリットが得られます。
- 返礼品が受け取れる
- 住民税から控除される
- 寄付金の使い道を指定できる
返礼品が受け取れる
1番のメリットは返礼品です。お肉や魚、お米、家具、など様々なものが返礼品として受け取れます。返礼品でふるさと納税を知った、という人も多いのではないでしょうか?2020年11月時点で人気1〜3位までの返礼品としては下記のようなものがあります。
税金を前払いするだけでこうした返礼品が受け取れるのは大きなメリットですね。
住民税から控除される
ふるさと納税に支払う金額は住民税から控除されます。どうせ住民税として支払うお金なら返礼品があった方が良いですよね。
例えば、年収400万円で支払っている人の住民税は4万円程度になります。その内の2,000円が事務手数料で、残りの3万8,000円がふるさと納税に使える金額となります。納税額の約30%が返礼品の価格、ということなので、ふるさと納税を利用することで2,000円で約1万1,400円分の商品が手に入る、ということになります。
支払っている住民税の確認方法
自分がどのぐらい住民税を支払っているか分からない、という人はシュミレーションをして見ましょう。シュミレーションは下記のサイトで行うことができます。
今回はふるなびシュミレーションを紹介します。とは言っても簡単で、年収と配偶者の有無などを入力するだけです。もっと正確な数値が知りたいという人は「詳細シュミレーションを行いたい方はこちら」をクリックしましょう。
ふるさと納税をするときの注意点
ふるさと納税をするときには住民税以上の金額を寄付しないように注意しましょう。上記で紹介したように、納税額の約30%が返礼品の価格です。そのため、住民税の金額を越えると超えた金額の約70%を損することになります。その年の年収というのは、ふるさと納税をするときには正確に分からないので、少し余裕を持たせて寄付するようにしましょう。
例えば、上記のように年収400万円の人がふるさと納税できる金額は42,100ですが、その年によって年収が上下することも考えて38,000ぐらいを目安に寄付をする、という感じです。
寄付金の使い道を指定できる
ふるさと納税は寄付金の使い道を指定することもできます。返礼品だけでなく、自治体の取り組みに共感して寄付する人もいます。今は東京に住んでいるけど、自分を育ててくれた街に寄付したい、住んだことはないけど地方活性化のために頑張っている地域に寄付したい、という人は使い道を指定できる、というのがメリットになると思います。
手続きは面倒?
ここまでで、ふるさと納税のメリットはわかったと思います。しかし、「どうせ、確定申告を書いたり手続きが面倒なんでしょ」と思っている人が多いのではないでしょうか?何年か前までは確定申告などの手続きがありましたが、今はワンストップ特例制度があります。これを使えば寄付した自治体から送られてくる書類に記入して送り返すだけです。
ただ、誰でもワンストップ特例制度を使えるわけではありません。次の条件を満たす人だけです。
- 確定申告の必要がない人(会社員、公務員など)
- 寄付する自治体が5つ以下の人
この条件に当てはまっていない、という場合は通常の確定申告をする方法で行うことになります。詳しくはワンストップ特例制度のあとに紹介します。
ワンストップ特例制度の手続きのやり方
まずは、ふるさと納税対象商品を購入するときに「ワンストップ特例制度を使う」を選択して購入します。すると、自治体からのワンストップ特例申請書が送られてくるので、記入して送り返します。申請書がこない場合は、直接連絡して送付してもらうことも可能です。申請書には次の3つが必要になるので用意しておきましょう。
- マイナンバーカードの表面のコピー
- マイナンバーカードの裏面のコピー
- 印鑑
マイナンバーカードがない、という人は通知カードのコピーと免許証などの身分証明書が必要です。通知カードもないという人はマイナンバーが書かれた住民票の写しが必要です。送られてくる申請書にもやり方が書かれているので、よく読んで手続きを行なってください。「こんなに簡単なの?」と拍子抜けするぐらい簡単だと思います。
ちなみに、申請書は1月10日までに手続きする必要があるので12月中には送付するようにしましょう。5つの自治体に寄付をすると5つの申請書を提出する必要があるので注意しましょう。手続きが無事に済むと、6月から翌年の5月までが控除の対象になります。
ふるさと納税で確定申告をするやり方
ワンストップ特例制度が利用できない場合は、自分で確定申告をしなくてはなりません。普段から確定申告をしている人にとっては簡単なのですが、確定申告に慣れていない人にとっては少し面倒でしょう。しかし、それでもふるさと納税をしたい、という人もいると思うので紹介します。次の条件に1つでも当てはまっている方は確定申告が必要です。
- 確定申告が必要な人(個人事業者、フリーランス、20万円以上の副収入がある人など)
- ワンストップ特例制度の期日に間に合わなかった人
- 6つ以上の自治体に寄付をした人
- 高額医療費の支払いがあり、医療控除などの申請が必要な人
- 住宅ローンの控除を受けている人
寄付の仕方はワンストップ特例制度を使う場合と同じですが、注文時に「ワンストップ特例制度を使用しない」を選択しておきましょう。確定申告には「申請書」ではなく、自治体から送られてくる「寄附金受領証名書」が必要になります。これを使って確定申告をすることになります。もし、無くしてしまった場合には自治体に問い合わせましょう。名前と寄付受付番号があれば再発行してもらえます。
確定申告をするときには次の5つが必要です
- 寄附金受領証明書
- 還付金受け取り用の口座番号
- 源泉徴収票
- マイナンバーカード
- 印鑑
マイナンバーカードがない場合は、通知カードかマイナンバーが書かれた住民票と、運転免許証などの身分証明書が必要です。これらを使って確定申告を提出すると住民税から控除。所得税の還付金が受けられます。
楽天ふるさと納税がおすすめの理由
ただでさえ、2,000円で返礼品を受け取れてお得なのですが、楽天ふるさと納税を行うともっとお得になります。楽天ふるさと納税と言っても、楽天市場での買い物と同じように寄付できるのでとても簡単です。
ポイントも楽天市場での買い物と同様に100円で1ポイント手に入ります。1ポイント1円として使えるので、4万円のふるさと納税をすれば400円分お得です。これだけでもお得なのですが、楽天ふるさと納税はもっとお得にすることができます。
ポイントを最大にするやり方
楽天ポイントを最大限もらうために下記の2つを利用しましょう。この2つを利用することで誰でも20%程度の還元を受けられます。4万円を寄付したら8,000円の還元が受けられることになります。
- SPU(スーパーポイントアッププログラム)
- キャンペーンセール
SPU(スーパーポイントアッププログラム)
SPUとは楽天サービスを使っているほど、受け取れるポイントがアップする仕組みのことを言います。具体的には下記のようなサービスがあります。
楽天カードや楽天市場アプリ、楽天モバイルを使っている人も多いのではないでしょうか?こうしたサービスをすべて利用していると最大で16倍のポイントがつくようになります。4万円の寄付をしたら6,400円分の還元があるということですね。しかし、ポイントのために使わないサービスを利用とする、というのでは返って損をすることになるので気をつけましょう。
例えば、楽天カードと楽天モバイルを利用している人は、楽天カードの2倍と楽天モバイルの1倍、楽天会員の1倍、が付与されるので4倍のポイントがつきます。これだけではあまりお得ではないので、キャンペーンセールと組み合わせて使いましょう。
キャンペーンセール
SPU以外にも楽天では様々なキャンペーンセールが行われています。このキャンペーンを使うことでよりお得にポイントを貯めることができます。キャンペーンには主に3つあります。
- お買い物マラソン
- 0と5のつく日
- 楽天のスポンサーチームの勝利
これらのキャンペーンに参加するためにはエントリーが必要なので注意しましょう。
お買い物マラソン
お買い物マラソンとは複数のショップで買い物をすることで、貰えるポイントが増えていく仕組みのことを言います。例えば、1000円の商品を5つのショップで購入したとします。その場合、合計で5000円なので通常なら50ポイントです。しかし、お買い物マラソンの期間だと5つのショップを回っているのでポイントは5倍となり、250ポイントもらえます。
めちゃくちゃお得なのですが、下記のような制限があるので気をつけましょう。
- エントリーが必要
- 月に1回程度しか開催されない
- 1ショップ1000円以上の買い物が必要
- マラソンは10店舗まででポイントの最大は10倍(ただし、SPUや他のキャンペーンと組み合わせ可能)
- ポイントの上限は10,000ポイント(ただし、会員のステータスが優先されます。シルバーは7,000ポイント、ゴールドは9,000ポイント、プラチナは12,000ポイント)
- ポイントの配布は1ヶ月後
- ポイントの有効期限は1ヶ月
もちろん、ふるさと納税をするときにもこのキャンペーンは適応されます。いろんな自治体をマラソンしてポイントを受け取るようにしましょう。ただし、ワンストップ特例制度を使う人は5つの自治体にしか寄付できないので気をつけましょう。日用品も合わせて買うと10店舗を完走しやすくなるのでオススメです。
0と5のつく日はポイント2倍
月の0と5のつく日はポイントが+2されます。月に5、6回はあるのでかなりの頻度でこのキャンペーンを利用できます。お買い物マラソンと組み合わせて使うとポイントが貯まりやすくなります。
楽天のスポンサーチームの勝利
楽天イーグルス・ヴィッセル神戸・FCバルセロナが勝った翌日はポイントがアップします。1つのチームが勝つと全ショップポイント+2、2つのチームが勝つと+3、3つのチーム全てが勝つと+4になります。
キャンペーンだけ利用したとして、お買い物マラソンでポイント+10、0と5のつく日で+2、スポンサーチームが勝つことで+4、なので合計+16となります。さらに、SPUを組み合わせると楽天グループのサービスをあまり利用していない人でも、20%ぐらいの還元が受け取れることになりますね。
ポイントの使い方
楽天ふるさと納税を利用することでポイントが貯まり、普通にふるさと納税をするよりもかなりお得になる、ということを紹介してきました。しかし、ポイントで還元されるため、どのようにポイントを使うかまで考えておきましょう。
気をつけなければならないのが、お買い物マラソンや0と5のつく日などのキャンペーンによって得たポイントは期間限定ポイントなので1ヶ月でなくなってしまう、ということです。また、楽天証券での投資などを考えている人は期間限定ポイントは投資信託に使えないということを覚えておきましょう。
ちなみに、SPUなどのキャンペーン以外で獲得したポイントは楽天スーパーポイントなので有効期限が1年あります。また、その1年以内にポイントを獲得すればさらに1年の期限が得られるので、ほぼなくなることがありません。
つまり、期間限定ポイントをどのように使うかが問題となります。私のオススメは下記の3つです。
- 楽天Pay
- 楽天モバイル
- 楽天でんき
楽天Pay
楽天PayとはPayPayやLINEPayのような電子決済サービスです。期間限定ポイントを使って支払いをすれば、1%の還元が受け取れます。もし、楽天ポイントカード加盟店ならさらに+1%の還元が受け取れます。
楽天Payが使える店舗は下記の通りです。おそらく、食料品を買うときに楽天Payを使っていれば1ヶ月以内に期間限定ポイントを使い切ると思います。
他にも様々なお店があります。詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください。ただ、楽天Payのアプリの中に、近くの楽天Payが使える店舗を検索する機能があり、とても便利なのでそちらで検索することをお勧めします。
また、ポイントの有効期限が短いポイントから使われていくので、期間限定ポイントがあるのに楽天スーパーポイントが使われてしまった、という心配はありません。
楽天モバイル
次にお勧めするのが楽天モバイルです。自動引き落としにする際に、ポイントから優先して引き落とすように設定できます。また、携帯料金が安く回線も早くて安定しているので安くスマホを使いたいという人にもお勧めです。ただ、月に3000円ぐらいしか利用料金がかからないので、高額な買い物をしたときには期間限定ポイントを使い切れない可能性があります。
楽天でんき
最後にお勧めするのが楽天でんきです。やはり、日々の生活で使うお金を期間限定ポイントで支払える、というのは良いですよね。基本料金や工事費、解約手数料、切り替え手続き、など全て0円なので簡単に手続きができます。ただし、一人暮らしの場合は料金プランの関係で料金が高くなる可能性があります。基本料金が0円のため、その分だけ使用料金が高くなる、ということがあるようです。
楽天市場で使うのはお得?
期間限定ポイントの使い道を紹介してきましたが、「単純に楽天市場で使えばいいんじゃないの?」と思うかもしれません。しかし、実は楽天市場で楽天ポイントを使うと、SPUなどで本来受け取れるはずの還元が受け取れません。そのため、楽天市場での買い物にはカードからの引き落としを使うようにしましょう。
ふるさと納税の注意事項
ふるさと納税のやり方について紹介してきましたが、「こんなときどうするの?」という質問があると思います。予想される質問に答えておきますので参考にして下さい。
寄付する人と注文者の名義が違うとどうなるの?
原則は寄付申込者とその寄付のクレジットカード決済者は同一でなければなりません。同じでない場合は「寄付金税額控除申告書」が有効にならないので注意しましょう。もし間違えて寄付をしてしまった場合は、ふるさと納税をした自治体に直接お問い合わせいただき修正等の依頼をしてください。楽天ふるさと納税からは修正できないので注意しましょう。
住所が変わった場合にどうすればいいの?
ふるさと納税を申し込む場合は、ふるさと納税を行った年の翌年1月1日時点での住民票の所在地を登録する必要があります。ワンストップ特例制度に申請済みの場合は、申告特例申請事項の変更届をダウンロードして、寄付先の自治体へ寄付を行った年の翌年1月10日(必着)まで送付する必要があります。
ワンストップ特例制度を「申請する」にして申し込んでない
こちらからワンストップ特例制度申請書がダウンロードできるので、必要事項を記入して寄附先の自治体へ送付することで、申請できます。
ワンストップ特例制度を申し込んだ後、確定申告へ変更したい
ワンストップ特例制度の書類を郵送した後でも確定申告をすれば問題ありません。
まとめ
今回はふるさと納税のやり方とふるさと納税をするなら楽天ふるさと納税がお得、という話を紹介しました。まとめると下記の手順になります。
- 所得から住民税をシュミレーションする
- 楽天会員になり、楽天カードなどを作っておく
- キャンペーンの利益が最大になるように買い物をする
- 送られてくる書類を使って申請書、または確定申告を行う
キャンペーンの日にすぐに買い物ができるように「買い物かご」機能を使って準備しておくと時短になります。もう、ふるさと納税については分かりましたよね。これを機にぜひ、やってみて下さい。