仕事が決まらない。それでもストレスを抱えない方法

仕事が決まらない。それでもストレスを抱えない方法
この記事はこんな悩みを解決します
  • 仕事が決まらずストレスがたまる
  • 就活のストレスの原因が知りたい
  • ストレスを溜め込まないための考え方が知りたい

就職活動を始めたものの仕事が決まらないと焦りが出てきますよね。私もお祈りメールばかり頂いてストレスを感じて就職を諦めそうになった時もありました。

この記事を読むことで仕事が決まらない時のストレスを抑える方法が分かります。

仕事が決まらない。それでもストレスを抱えない方法

仕事が決まらない時のストレスの理由として下記の物が挙げられます。

ストレスの原因
  • お金がなくなる
  • 自尊心が傷つく
  • 落ちた理由がわからない
  • 面接からのストレス

お金がなくなる

仕事を辞めてから転職活動を始めた場合、仕事が決まらない期間が長くなるほど焦りが出てきます。
・月々の家賃や食費
・面接のための交通費
など必要な出費だけでもかなりの負担になります。収入があれば良いのですが、収入が無くなった途端に「結構費用がかかるな」と気づくことになります。

こうならないために今の会社で働きながら転職活動をするようにしましょう。
人は当たり前のことに感謝できなくなっています。行きたくない会社だとしても給料のおかげで普段の生活や精神的な健康が保たれているかもしれません。嫌な会社で働いているとネガティブな面だけ見てしまいます。意識的にポジティブな面を考えることで辞めるべきかどうか客観的に判断できます。

すぐに辞めるにしても自分の市場価値を調査してすぐに就職先が見つけられるのか確認しするようにしましょう。ミイダスというアプリでは自分の市場価値が診断できるようになっています。

MIIDAS

自尊心が傷つく

不採用通知を受け取ると自分が社会に必要とされない人間のように思えます。このように仕事が決まらない期間が続くと自尊心が傷つきます。また、仕事で自分の有能さを示す機会がないので自尊心を回復しにくくなります。

この対策としてセルフコンパッションをおススメします。セルフコンパッションとは自分に対しての思いやりの事です。他人に対して思いやりの心を持つことは美徳とされるのですが自分に対しての思いやりは評価されません。しかし、いくつもの研究で自分に対する思いやりがあるとストレスを抱えにくく、努力を続けられるようになるという結果が得られています。

落ちた理由が分からない

面接をして不採用になったとしても「ご希望に添えないことになりました」としか説明がきません。人は自分にコントロールできると認識するとモチベーションが高まります。自分が大きな影響を与える仕事の時にはちゃんと頑張ろうと思いますよね。

しかし、ただのお祈りメールでは落ちた原因が自分にコントロールできることなのかも分からず、ストレスが溜まります。数回ならいいのですが仕事が決まらず何度もお祈りメールをもらっていると就職が自分には不可能かことのように思えてきます。

この対策として小さな課題をいくつも達成する、と言う方法があります。「15分集中して企業を調べる」、「3日以内にこの企業に出す履歴書を書く」など簡単な課題を設定しクリアしていくようにしましょう。

これにより、自分の「やればできる感」が高まっていきます。この感覚を自己効力感といい、困難な課題にも挑戦していくモチベーションの源となります。

面接からのストレス

面接は自分の過去の経験や内面的なことを訊かれるためストレスになります。ただでさえストレスになるのですが自分の仕事ぶりを話して「それで?」みたいな反応だったり、大きくため息をつかれたりするとさらにストレスになります。
仕事が決まらない状態でもストレスがかかっているのにこうした面接を受けていると私なら数日間は引きずってしまいます。

こうした面接の対策としてはマインドフルネスがおススメです。嫌な思い出というのはふとした時に頭によぎります。しかし、マインドフルネスで客観的に自分を見ることができると「自分はあの時の面接の事を思い出してるな」と気づくことができ、思考を別の方向へ向けることができます。これにより、無駄に長い時間ネガティブな出来事を思い出してストレスを感じる時間を減らせます。

ストレスを溜め込まない就職活動の進め方

仕事が決まらないストレスの原因とその対処法について紹介しました。次に仕事が決まらないストレスを抱えないために就職活動をどのように進めていけばいいのか紹介します。

逃げてもいい

まずは就職できなくても良いという気持ちになりましょう。自分で最善を尽くしたとしても自分にコントロールできることは少ないです。そんなことに一生懸命になっても結果はついてきません。

正社員でなくてもパートやアルバイトでも食べていけます。時間にも融通がきくので本を読んだりブログ書いたり好きなことができます。

うまくいけば副業として収入がはいるかもしれません。自分の好きなことで食べていけるとストレスも少なく幸せになれそうですよね。
収入にならないとしても焦ってブラックな会社に就職してしまうよりは大分マシです。

相手の欲しい情報が提供できているか?

仕事が決まらないストレスを抱えていると相手の立場に立って考えることができなくなります。面接でも相手が何を聞きたいのかに注意が向かないので見当違いな答えをしてしまいます。

自分がその会社でどのように売り上げに貢献できるのか考えましょう。すぐに貢献できるスキルや経験がないとしても入社後に努力して会社に貢献する、というやる気を見せることが重要です。企業としてもよほど専門性の高い仕事でない限り入社後に努力して戦力になってくれる人を雇いたいと思うはずです。後は自分の言葉の説得力や学習能力の問題です。

どのように努力して結果を出してきたか、結果が出てなくても何を学んだかアピールしていきましょう。

安定しているうちから転職サイトに登録する

仕事が決まらずストレスを抱える前に今の内から転職する準備を整えておきましょう。今の会社に不満がなかったとしても何が原因で仕事が嫌になるか分かりません。

私は入社した当時は特に不満がなかったのですが徐々に他部署の上長が出世していき自分のいる部署にまで口出ししてくるようになりました。仕事の事を碌に理解せずに指示するので余計な仕事が増えて業績も落ちていきました。
しかし、このタイプの人はうまくいかないのを自分の原因だと決して認めないので部下のせいにして自分の地位を守ります。また、役職についているので経営陣への根回しもうまく自分の地位を守るのに長けています。

私のように特定の人が原因で会社をやめたくなることもあります。今がよくてもそれが今後も維持されるという保証はありません。

こうした経験から、もし今の職場に不満がなかったとしても転職サイトに登録することをおススメします。

まとめ

今回は仕事が決まらないことによるストレスとその対処法について紹介しました。

もしかしたら、仕事が決まらない→ストレスがたまる→面接で空回り→内定がもらいにくくなる、という悪循環が起きているかもしれません。

一旦、間をあけて自分の内側から再び就職活動したい、という欲求が芽生えてきたら再開するぐらいの余裕があるとストレスが溜まりにくくなります。

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