モチベーションが上がらない6つの原因と対処法
- 何となくモチベーションが上がらない
- 仕事をもっと楽しくしたい
- 仕事に対して欲求不満を感じている
生活の多くの時間は仕事に費やしています。その仕事を楽しくできないと人生そのものが楽しくなくなってしまいます。
この記事を読むことで仕事のモチベーションが上がらない原因とその対処法がわかります。
モチベーションが上がらない6つの原因と対処法
モチベーションが低下しているわけではないけど何か物足りない、原因はわからないけど欲求不満になっている。そんな時には下記のような原因が考えられます。
- 仕事に変化がない
- 仕事への問題意識が弱い
- 仕事への責任感が弱い
- 裁量が足りない
- プライベートの過ごし方
- ストレスや疲労
仕事に変化がない
毎日同じ仕事を繰り返すような仕事をしているとモチベーションが上がりません。
理由としては自分の能力を伸ばすことができない、新たなチャレンジできない、などが挙げられます。こうした変化のない仕事をしているとモチベーションにも変化がありません。
また、この問題の場合は仕事の難易度が低い場合が多いです。簡単な仕事なので達成感は得られやすいというメリットがありますが、課題達成のために能力を向上させる必要がないというデメリットもありモチベーションが上がりません。
仕事への問題意識が弱い
誰のために仕事をしているのか分かっていないとモチベーションが上がりません。
人には自分の有能さを示したいという欲求があります。この欲求は集団で生き抜いていくために自分が集団にとって有用だと思わせなければならなかった、という論理に基づいています。
こうした欲求があるため、自分の仕事がどのように役立っているのか知ることでモチベーションが高まります。
仕事への責任感が低い
責任感が低いとモチベーションが上がりにくいことが分かっています。
ペンシルバニア大学で行われた研究では責任感が低い人が仕事をする場合、その仕事が社会的に重要でないとモチベーションが上がらないという結果が出ています(R)。
誰のための仕事なのか、自分が質の悪い仕事をすることで誰が困るのかを考えて仕事をすると責任感が高まります。実際に顧客の感謝の手紙や幸せな体験などを読むことでモチベーションが高まった、という結果も得られています。
裁量が足りない
自分の意思決定権が足りないとモチベーションが上がりません。
自分の裁量で仕事ができる範囲が多いと仕事が進みやすくなり、モチベーションが高まります。また、裁量を使ってさらに自分で決められる範囲を広げることができるので正のスパイラルを産むことができます。
モチベーションが低下しているわけでは無いけど何かやる気が出ない、というときは積極的に意思決定に関わるようにして見ましょう。
プライベートでの過ごし方
プライベートの過ごし方もモチベーションが上がらない原因となります。
イギリスのラフラバー大学で行われた研究ではプライベートで仕事と関連の深い趣味を適当にやる、仕事と関連の無い趣味を熱心にやる、ことで仕事でのモチベーションが上がることが分かっています(R)。
この理由としてプライベートでの過ごし方によって「自分にはできる」という感覚やストレスの発散などのモチベーションの源泉になるリソースが得られやすいことが考えられています。
ストレスや疲労感
モチベーションが上がらない原因としてストレスや疲労も考えられます。
肩こりや頭痛など体の疲れは感じやすいのですが、ストレスや疲労感は気づけないことがあります。なんとなくやる気が出ない、いろんな対策をやっても効果が出ない、という時はストレスや疲労が原因かもしれません。
意識的に休みを取るようにする以外にもリラクゼーション法が効果があることが知られています。
まとめ
今回はモチベーションが上がらない原因とその対処法について紹介しました。
同じ仕事をするにしてもモチベーションを高くした方が気持ちよく仕事ができますよね。
モチベーションを高める方法としては、自分から仕事を引き受けるようにする、意思決定に参加する、などはモチベーションを高まることが知られています。
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