これだけはやっておこう。離婚しないために一番大切なこと。

これだけはやっておこう。離婚しないために一番大切なこと。

離婚する一番の原因は何だと思いますか?

アメリカで夫婦や家族関係のセラピーをしているWilliam H. Dohertyの報告書によるとコミットしないことが一番の原因のようです。

著者は相手がコミットできる人間か見極めることで離婚するリスクを減らすことができるとしています。

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これだけはやっておこう。離婚しないために一番大切なこと。

平成27年の厚生労働省の調査によると日本の離婚率は35%にまで昇るそうです。

アメリカでの離婚率が40-50%なのでまだいい方ですね。

しかし、3割は離婚するということなので他人ごとではありません。

著者はこうした問題に対して離婚の原因が分かれば結婚する前に予測できるとして調査を行いました。その結果、離婚の理由としてコミットメントを上げた人は73%となっていました。

他にもいくつか原因が挙げられていて下記のような結果になっています。

・言い争いが多い…56%
・非現実的な予測をする…45%
・平等でない…44%
・暴力を振るう…29%

言い争いが多い、平等でないなどコミットメントと関係が深いものもあります。

では、コミットメントとはどのようなことを言うのでしょうか?

2種類のコミットメント

結婚におけるコミットメントには2種類あるとされています。

  • 拘束的コミットメント
  • 献身的コミットメント

この2つのコミットメントが弱くなることで離婚するリスクが高まります。

では、それぞれについて詳しく紹介していきます。

拘束的コミットメント

親や友人からのプレッシャーに応えるために離婚しないことを言います。

結婚するときには親族や友人に報告しますよね。

お祝いをもらった後に離婚しましたってことになるとお祝いしてもらった分、悪い気持ちになってしまいます。

また、子供がいる場合には子供の成長に悪影響を与えてしまうため、さらに離婚しにくくなります。

この様に拘束的コミットメントがあることで結婚生活がうまくいってなかったとしても離婚しなくなります。

献身的コミットメント

関係をよくしていこうと献身的に振舞うことを言います。

結婚して初めのうちは相手を優先的に考え、他の事を後回しにします。しかし、時間がたつにつれて相手の事が後回しになり、夫婦としての一体感が無くなっていきます。

単純に「一緒に」や「私たちで」という言葉を使えば一体感が高まり関係が改善するという報告もあるため参考にしてください。

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2つのコミットメントをすれば離婚する可能性が減ります。しかし、コミットできない人も多いです。

なぜ、コミットできないのでしょうか?

コミットできなくする要因

コミットできなくなる原因として下記の7つが知られています。

  • 結婚が早すぎる
  • 教育が不十分
  • 収入が低い
  • 結婚する前に子供がいる
  • 親が離婚している
  • 危険を感じる

それぞれについて紹介していきます。

結婚が早すぎる

十代で結婚する人は離婚する可能性が高いことが知られています。21-22歳になると離婚するリスクが激減します。

教育が不十分

大学に行った人は離婚するリスクが低いことが分かっています。大学に行くことは精神的に成長させるだけではなく良い仕事に就くための投資になるとされています。

収入が低い

年収が50000ドル(約550万円)以上の人は離婚するリスクが低いことが知られています。2500ドル(約280万円)以下になると離婚のリスクが上昇するようです。

結婚する前に子供がいる

できちゃった婚の場合、離婚率が高まることが知られています。結婚前に同居するのは相手の事を知る機会になるので良いですが、順番を間違えると結婚しても離婚してしまいます。

親が離婚している

親が離婚している場合に子供が離婚する確率は2倍になります。離婚しないためには良い人を選び、結婚生活に強い幸福感が必要になります。

危険を感じる

暴力を振るわれたり、お金が勝手になくなったりしていると危険を感じ離婚する可能性が高まります。2人でいることで守られている、という感覚が高いと離婚のリスクが低下します。

コミットするためには精神的に安定な状態を保つのが重要みたいですね。そのために、上記のような要素は排除しましょう。

親が離婚している場合は自分ではどうしようもないので、自分は離婚しないように気を付けましょう。

離婚を決意するとき

結婚生活に不満があっても離婚しない人もいます。

著者は一緒にいることのメリットと離婚することのメリットを照らし合わせ、一緒にいることのメリットの方が小さいようなら離婚すると考察しています。

相手にコミットしないということはコミットしない方が自分のメリットになると考えているということです。

夫婦の両方がコミットしない場合や夫婦の片方がコミットしない場合、離婚するメリットの方が大きくなる傾向にある様です。

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まとめ

今回は離婚しないためにはコミットすべきだ、という話を紹介しました。

結婚した相手にコミットするだけでなく、家族や友人にもコミットすると離婚を避けれるようです。

現在、結婚している人はコミットしているかもう一度考えてみましょう。また、まだ結婚していない人は相手もコミットしてくれそうか見定めて結婚しましょう。

離婚は子供に悪影響を与えるので結婚する前にしっかりと考えましょう。

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