夫婦円満を続ける5つの習慣
夫婦円満な関係を続けられていますか?
最初は互いの関係性を良くしていこうとするのですが、時間がたつにつれて優先順位が下がっていく、という事がよくあります。
今回は夫婦の仲を維持するための5つの習慣について論文を基に紹介していきます。
夫婦円満を続ける5つの習慣
夫婦の仲が悪くなる理由はコミニケーションです。
とはいっても、コミニケーションにも様々な要素が詰まっています。どのようにコミニケーションを改善すればよいのでしょうか?
今回は下記の5つについて紹介します。
- 十分な睡眠をとる
- 会話の時にデバイスを使わない
- コミニケーションをメールに頼らない
- 相手を褒める
- 部屋をリノベーションする
十分な睡眠をとる
オハイオ州立大学の研究によると睡眠不足で夫婦の関係が悪化しやすくなることが分かっています。
特に夫婦両方が寝不足の場合、敵対的な言動が多くなることが観察されています。しかし、夫婦の片方が十分な睡眠がとれている場合は相手の感情を思いやる余裕があるためそんなに関係が悪化しない様です。
しかし、睡眠不足により夫婦関係の悪化以外にも免疫力や認知機能の低下など様々な悪影響が知られています。
生理学的にもIL-6やTNFaといった炎症を引き起こす因子の発現が多くなることが知られているため、睡眠は十分にとるようにしましょう。
会話の時にデバイスを使わない
バッキンガム大学の研究によると夫婦での会話の時にテレビやパソコン、スマホなどのテクノロジーを使うと関係が悪化するようです。
会話に集中しないことで夫婦関係に対する満足度や生活の満足度が低下し、鬱症状が上昇することが知られています。
スマホの電話などで会話を途切れさせてしまうと相手が自分を軽視されたように感じ、関係を拒否されたような感情が生まれるようです。
ただ、一緒にテレビを見ている場合などは一体感が高まり、夫婦関係は改善するようです。一緒に笑ったりするとさらに効果が高まるようです。
相手と同じ体験を共有することが重要そうですね。
コミニケーションをメールに頼らない
ブリンガムヤング大学で行われた研究によるとメールを頻繁に行うと関係が悪化しやすくなることが分かっています。
理由としては男性は頻繁にメールをやり取りすることをネガティブに捉えるのですが、女性はポジティブに捉えるため、とされています。
ただ、「愛してるよ」のような愛情を表現する文章の場合は男性と女性の両方で問題ないということも確認されています。
相手を褒める
褒められてうれしくない人はいません。些細なことでも心から褒めれば相手はうれしい気持ちになります。
岡崎国立共同研究機構生理学研究所が行った研究では褒めることで運動機能が上昇することが分かりました。パフォーマンスについて評価しないグループや他人を褒めたグループよりも優位に能力が上昇することが分かっています。
夫婦生活では家事を分担して行わなければなりません。その家事を互いに褒め合うことで関係が良くなるだけでなく、家事の質の改善も期待できます。
他にも家事を分担してやるのではなく、一緒に行った方がストレスが少ないという研究もあるようです。
部屋をリノベーションする
910組の夫婦を調査した結果、部屋のリノベーションを行うことで関係が改善されたと答えた人が多いことが分かっています。
1番効果があったのは寝室です。女性の場合は50%、男性の場合は54%が夫婦の関係が改善したと答えました。
2番目がキッチンです。女性の場合は49%、男性の場合は53%が夫婦の関係が改善したと答えました。
3番目が玄関先です。女性の場合は46%、男性の場合は50%が夫婦の関係が改善したと答えました。
家は毎日の生活の基本となる場所なので少しずつ改善していきましょう。リノベーションのために色々一緒に考える事でコミニケーションの機会が増えます。
最近はホームセンターでDIYに必要な道具が簡単に手に入るので自分で行えば費用もあまりかかりません。
まとめ
今回は夫婦円満な家庭を作るための5つの習慣について紹介しました。
色々紹介しましたが、相手を思いやる心が大切ですね。
自己中心的にならず、相手がどんな感情なのか考えながら生活すると幸せな家庭が作れます。
この基本を押さえていれば論文にないような習慣でも効果的だと考えられます。
例えば、
・一緒に食事をとる
・自分のネガティブな感情も隠さない
・相手を尊敬する
・相手の選択を尊重する
・共通の趣味を持つ
などです。
お互いに自分の行動が思いやりのあるものか見直してみましょう。
- タグ:
- noindex