【体験談】同僚とのいい関係の作り方
- 同僚といい関係が築きたい
- 今の会社で頑張れる環境を作りたい
- ブラックな会社で頑張った経験が知りたい
私はブラック会社で4年半働いていました。こんなに長く働けた理由の1つは同僚と良い関係が作れていたからだと思います。同僚といい関係を作ることで感情がポジティブになり腐った環境でも頑張れます。今回は私と同僚がどのように良い関係を築いたかを紹介します。
この記事を読むことでブラックな会社でも楽しく、ホワイトな会社ならさらに楽しく仕事ができるようになると思います。ただ、ブラックな会社なら楽しく仕事ができたとしても気分が落ち込むことが多くなるはずですので早く転職する様にしましょう。
【体験談】同僚とのいい関係の作り方
まずは、私の会社でどんな理不尽なことがあったか簡単に紹介します。そのあとにこんな職場でも同僚といい関係を作ることで頑張れるという話をします。
この書類でいいと思うならダメです。
仕事を進める上で書類を提出しなければならないことがありました。しかし、手順に書かれていないことを要求された上に、最終的には「これでいいと思っているならダメです。」と言われました。
こんなことってありますか?いいと思ったから提出しているであってダメだと思ったら提出しないでしょう。私は冗談かと思いましたが上司は大真面目でした。
それを私に訊くのか?
こうした書類関連で他にも自分だけの特別ルールを作られて嫌がらせの様に感じていました。そこで、書類の提出方法が書かれた書類や書類についての規定を読んだか訊きました。「もちろん、読んだ。」という答えでしたが、どういったことが書かれていたか訊くと「それを私に訊くのか?」と睨まれました。
そして、結局よくわからない理由をつけられどんな内容が書かれていたのか答えて貰えませんでした。読んでも理解力がなくてわからなかった、といっている様なものです。
同僚との良い関係の作り方
基本的には上司にやられて嫌だったことと真逆のことをする、というやり方です。ブラックな会社にいると嫌なことが沢山あり、同僚もそれを経験しています。今思うと一般社員は自然と自分がやられて嫌だったことと真逆のことをするようになっていたように思います。
結局は私がブラックな会社で仕事を続けられたのも同僚たちの人間性が高かったからです。
そのため、今回紹介する方法も同僚の人間性が高くないと有効ではありません。少しがっかりしたかもしれませんが、人間関係なので相手の人間性ももちろん重要になります。それは仕方のないことです。
それに会社や上司全員ががクソでも同僚までが全員クソってことはあまりありません。今回紹介する方法を使って良い関係を作れる人とだけ関係を持てば良いと思います。
- 同僚とのホウレンソウ
- 相手の意見に共感する
- 雑用を自分から行う
- 相手を承認する
同僚とのホウレンソウ
同僚としっかりコミュニケーションを取りましょう。ホウレンソウしてもしなくても変わらない、ということはありますがホウレンソウが行われてないことで不満が貯まります。
私は多部署から急に振られた仕事に対応するのにストレスを感じていました。話を聞いてみると自分の上司が連絡していないだけで部署として事前に連絡をもらっていることが分かりました。
相手の仕事を優先する案件だったので結果としては同じなのですが、私は自分が機械のように扱われているように感じました。
こうした経験があったので、私は仕事に関係する同僚には事前にホウレンソウを行うようにしました。今自分がどんな仕事をしていてどんな状態なのか、それによって同僚にどんな迷惑がかかる可能性があるのか事前に話すようにしました。
これにより、同僚からもホウレンソウが行われるようになり人間関係が改善していきました。
相手の意見に共感する
相手の意見にまずは共感しましょう。直感的に悪い意見だと思ってもその人なりの考えがあります。共感できなくても悪い案だと決めつけず、まずは受け入れてその理由を聞いてみましょう。ちなみに、対案も出さずに否定だけするのが最悪です。
私は研究を行なっていたこともあり、上司に新たなテーマや実験を提案していました。しかし、良い結果が出ているのにも関わらず実験を止められ仕事が進まなくなりました。理由を聞いても「〜が分かっていないから」という意味不明な理由でした。分かっていないから研究をするのであって、結果が分かっているのなら再現性を取っているだけで前には進みません。
私は「この人と話しても無駄だな。」と思うようになり指示があるまで何もしなくなりました。
こうした経験があったので、私は相手の意見を尊重するためまずは共感することにしました。具体的には相手の意見に対して「それは無いよ。」というのではなく「そうだね、でも、〜の場合はどうするの?」という感じに対応しました。
いきなり、否定されるよりも一旦受け入れようとしている姿勢を見せることで相手の意見を尊重していることが示せます。また、「〜の場合はどうするの?」ということで相手の意見を前に進めようと前向きな姿勢を示すことも出来ます。
こうした対応により同僚からよく相談されるようになったように思います。
雑用を自分から行う
雑用は積極的に行うようにしましょう。雑用は嫌な仕事ですが自分から行うことで気持ちよく行うことができます。誰かから言われたからやる、というのではモチベーションが上がりません。また、雑用を行なっている姿は同僚に見られています。その姿をちゃんと評価してくれる人は評価してくれます。
ただ、いつも自分が雑用をしているからといって同僚に怒りを感じないようにしましょう。それで雑用をしなくなると誰かが嫌な気持ちで雑用をしなくてはならなくなります。そうしたちょっとしたネガティブな感情が知らないところで増幅され結局は自分に返ってきます。
私は幸い同僚も雑用をしてくれるタイプだったのでストレスが溜まらず、気持ちよく雑用が出来ました。これによりネガティブな感情を職場に広げずに済んだというのは同僚と良い関係を築くのに役立ったと思います。
相手を承認する
相手の良いところを褒めてあげましょう。人は自分の能力を認められたい、という欲求があります。そのため、相手の仕事ぶりや雑用をしてもらっていることに感謝する事で相手の気持ちがポジティブになります。
私の上司は振られた仕事を忘れていたり、仕事が遅くていつまでたっても終わらない、というタイプでした。私はその上司が忘れている仕事を代わりに行なったり、急な仕事にも対応して全ての要求に答えていました。しかし、上司から感謝の言葉は1回ももらった事がなく、それが当然という態度を取っていました。
私は上司のために無理をしてまで仕事をするのが嫌になり、急ぎの仕事だろうとマイペースに仕事をするようになりました。さらに、何かクレームを言われても「急に仕事を振られたので出来ませんでした。」と敵対する様になりました。
こうした経験があったので同僚には「いつもありがという。」、「〜が得意だよね。」という言葉をかける様にしていました。また、言葉にしなくても相手が仕事を抱えた時に「〜の仕事をしてくれているから代わりにやるよ。」と気配りを行う様にしました。
こうした対応で自分が相手のことを理解しているということを示せたので相手も自分を信頼してくれた様に思います。
良い人間関係を作るときの注意点
同僚と良い関係を作るコツを紹介しましたが、こうした方法を使う上でいくつかの注意点があります。この注意点を守らなければ自分が損をするだけになってしまうので気をつけましょう。
- サイコパスと間を持たない
- 転職しない言い訳にしない
- 自分で主体的に行う
サイコパスと関係を持たない
サイコパスは自分の利益だけを優先します。相手に報連相してもこちらの動きを社内政治に使い自分の利益に変えてしまいます。私は余った試薬でできる実験を報告せずに行なっていたのですが、いつの間にか上司に知られて怒られることになりました。そのせいか私の信用は落ち、その相手は出世することになりました。
他にも雑用を手伝ってくれない、もしくは全くしようとしない人なんかには注意した方がいいです。自分の利益のためにならないことはしようとしません。
転職しない言い訳にしない
同僚と良い関係を築くと転職した時に同僚に負担が移動することを心配してしまいます。しかし、そこは引き継ぎをしっかり行うということで割り切りましょう。ブラックな会社にいると疲弊していくばかりです。自分の幸せを一番に考え、そのために他人が不幸にならない様に精一杯配慮するという姿勢で十分です。
自分で主体的に行う
紹介した方法を無理に行なってもストレスが溜まるだけです。自分でこうした方が良い関係を作れる、こうした方が自分が成長できると感じたら行う様にしましょう。ブログに書いてあったからというだけでは自分がどうしたいかが反映されていないので続きません。
まとめ
今回は私の体験を元に同僚と良い関係を作るために役立ったと思う方法を書きました。
部活動などでも良いチームを作ろうと思ったら必要なことだと思います。しかし、社会人になると学生の頃に学んだことを忘れてしまう人が多い様に思います。
自分が過去にどんなことを経験してどんな気持ちだったか考えると他にもいくつもの方法が思いつくと思います。