子供に習い事をさせる時の3つの注意点

子供に習い事をさせる時の3つの注意点

子供にどんな習い事をさせればいいのか悩んでいませんか?

子供の習い事を考えるときには3つの注意点があるとされています。

子供が求めていなかったり、能力とマッチしていないと習い事がプラスに働きません。

今回はこともの習い事を決めるときにどんなことに注意しなければならないか紹介します。

子供に習い事をさせる時の3つの注意点

子供に習い事をさせる時には3つの注意点があります。

  • 年齢
  • 気質
  • 興味

年齢

習い事にはそれぞれに適した年齢があります。

体操や英会話などは2歳からでも始められますが、サッカーや野球などは5歳ぐらいまで成長しないと難しいでしょう。

ルールを理解できないからということではなくボールを投げる、蹴るといった基本的な動作すらできないからです。

また、チームスポーツは他の子供の感情などを考えなければならないというメリットがあるのですが、あまり幼いとそういった能力が発展しないのでチームスポーツをしても効果が出にくいです。

あまり早くから習い事をさせると苦手意識を植え付けることにもなるので気を付けましょう。

気質

習い事をさせる時には子供の気質に合ったものを選びましょう。

例えば、下記のような気質があります。

  • 子供の忍耐力
  • 親への依存度
  • うまくいかなかったときの反応の仕方
  • 他の子供との付き合い方

他の子供とおもちゃを共有せず独り占めしてしまう子にチームスポーツは向いていないでしょう。それよりかは水泳や陸上など一人で極めていくスポーツが向いているかもしれません。

また、親に依存しているようなら付き添いのできる習い事が望ましいでしょう。親と一緒に教わることで安心感が生まれます。そのうち、親がいなくても自分で練習をするようになり自立が促されます。

この様に、子供に適した習い事を選ぶことで子供の不安を和らげ、強みを伸ばすことができます。

興味

子供が何に興味を持っているのかを観察しましょう。

とりあえずやってみることが大切です。子供自身も何に興味があるのか分かりません。

そのため、親は子供の様子をしっかりと観察し楽しそうにしてるか見極める必要があります。子供が退屈そうにしてるからと言ってすぐに他の事をやらせるのではなく、小さなことでも大げさに褒めたり「~を頑張ってくれてうれしいよ」と言った声掛けをして子供が興味を持てるように工夫しましょう。

親がやってたからいう理由で初めて見るのも良いです。すぐにアドバイスが聞けるため子供の興味にタイムリーに応えることができます。

これにより子供の成長が促進され成功体験を積み重ねやすくなります。

ただ、親の興味を子供に押し付けてはいけません。

無理やり習い事を行っていると指示されたことしかできない子になってしまいます。自分の興味を発展させることで困難なことにもチャレンジできる子に育っていきます。

習い事をさせるメリット

やり抜く力を身に着けられる

やり抜く力はGRITとも呼ばれ、この力があることで将来の年収が高くなったり、仕事で成功を収める可能性が高くなることが知られています。

習い事が嫌いでもどうにか楽しくする方法を探すことで将来感じるストレスへの対処の仕方を学んでいけるようになります。

自分で工夫するようになる

習い事を始めると工夫する能力が身につきます。もっと上手くなるためにはどうすればよいのか?改善点を見つけ、改善するための時間を作るようになります。

一日のスケジュールだけでなく、年単位での目標も立てるようになり人生についての考え方も発展させていけるようになります。

チームスポーツの場合はチームのために何ができるか自分の役割を考えるようになり、大人になってから社会のために何ができるかという発想の源になります。

習い事のメリットを最大化するための注意点

安心感を与える

子供が安心して熱中できる環境を作りましょう。友達がけがをした場合など自分もケガするのではないかと不安になります。

そのため、ケガをした子供のケアをしっかりと行い、ケガしても大人が助けてくれるという認識を持たせましょう。

他人と競争しない習い事も良いです。

囲碁や将棋など他人と競争する習い事の場合、結果に注目してしまい新しいスキルを習得するという目標を忘れがちになります。

その分、他人を競争しない習い事は自分の記録や自分自身との戦いなので能力の向上に集中できるというメリットがあります。

夫婦間での意見を統一する

子供の習い事に対して夫婦間で同じ目的を持ちましょう。片方がプロを目指すという目標でもう片方が楽しく体を動かす、では子供への態度が全く異なってきます。

同じ目標を設定しておくことで子供に一貫した態度をとれるので子供の混乱を避けることができます。

もし、習い事を辞める時もなぜ辞めるのか理由を明確にしましょう。習い事を辞めるのも子供にとっては良い学びの場です。

夫婦間で同じ意見でないと子供がどう教訓を学べばいいのか分からなくなってしまいます。

まとめ

今回は子供に習い事を始めさせる時の注意点について紹介しました。

有名なサッカーや野球だけでなく、最近ではe-スポーツもスポーツとして認められてきています。

ゲームは習い事ではないという先入観を捨てて、子供の興味を伸ばす教育が必要です。

何を頑張るかではなく、どのように頑張るかが重要みたいですね。

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