【チャンスですよ】勉強しない社会人が多い話
- 社会人になって勉強しなくなった人
- 勉強する意味がわからない人
- 勉強方法がわからない人
私は企業で再生医療の研究を行っていました。研究を行っている会社でも勉強する人があまりいませんし、取引のある大企業とのミーティングでも勉強している感じの人はいませんでした。大学入試のために一生懸命勉強する人は多いのですが社会人になって勉強しないなんてアホすぎまず。
今回は社会人で勉強しないことがどれだけアホか紹介します。
【チャンスですよ】勉強しない社会人が多い話
大学から勉強をしなくなり、社会人ではほとんど勉強していないという人が多いのではないでしょうか?そういうタイプの人は自分で何も考えていません。みんなが受験のために勉強するから勉強し、みんなが遊んでいるから遊んでいます。そこにあなたの意志はありませんよね。
少し厳しいことを言いましたが、逆に言えば周りが勉強していないからこそ勉強するチャンスです。知っているのと知らないのでは仕事の成果に大きな影響を及ぼします。私自身、勉強して論理的に仕事を進めて結果を出せる様になったので心から読者の人に勉強をして欲しいと思っています。
同僚で勉強している人いますか?
自分の周りの同僚に勉強しているか訊いてみて下さい。おそらく、ほとんどの人が勉強していないと答えます。私も同じ環境にいたので勉強しない人の気持ちは分かります。おそらく、下記の様な気持ちがあるからです。
- 勉強しても意味がない
- 勉強しなくても食べていける
- 勉強する時間がない
勉強しても意味がない
学生の頃、多くの人が勉強って役に立たないな、と思ったことがあるはずです。数学の二次関数や化学の知識なんかはほとんどの人にとって役に立ちません。
しかし、社会人になってからの勉強は仕事に直結させれるので学んだ分だけ成果になります。
例えば、営業をかけてみても買ってくれる人が少ない、商品の売れ行きが悪いなどの問題を抱えているとしましょう。そんなときにはマーケティングやブランディングの知識を身につければ効率よく利益率を伸ばすことができます。私の業務は開発でしたがマーケティングやブランディングを学ぶことでユーザーの気持ちになって開発する大切さを学び、提携している大手製薬会社からも高い評価を得られる結果を出せました。
学生時代の経験で勉強が意味ないと思ってしまうかもしれませんが、本来は社会人こそ勉強すべきです。
勉強しなくても食べていける
会社でルーティーン的に仕事を行っているとこれからも給料をもらって食べていける様な錯覚に陥ります。新しいことにチャレンジしなくても生活できるので勉強する意欲が失せてしまします。
私が関わっていた大手製薬メーカーの社員も勉強している感じがありませんでした。読んでて当然と思われる論文の内容を紹介しなければならなかったり、センスの悪い論文を持ち出して同じ様な実験を行う様に言われました。それまで一生懸命勉強して良い大学に入ったのに社会人になってからは勉強していない様です。
それに食べていくために仕事をするというのは楽しくないですよね。どうせなら社会をよくしていくために仕事をしたいですよね。「顧客がもっと喜んでくれるためにはどうすればいいかな?」、「この社会問題を解決できれば多くの人が幸せになる」など考えた方が主体的に仕事に取り組めますよね。
勉強する時間がない
一人暮らしをしていると家事やその他の色んなことに時間を取られて勉強できない、ということがあると思います。私も一人暮らしをしていたときには3食自炊していたので分かります。普段の生活を続けていくだけでも結構時間や労力が奪われます。
そのため、勉強するための環境を作るところから始めましょう。オススメはお掃除ロボットや食洗機の購入です。1回だけお掃除ロボットに掃除を任せても少しの時間しか節約できませんが、何度も使うとそれだけ節約できる時間が増えていきます。食洗機も同じ考え方です。
また、時短のためにお金を使うことが幸福度を高めるということも分かっています。旅行に行ったけどなんか疲れた、と感じたことはありませんか?旅行で幸福感を感じるためにはとても楽しい思い出を作るか雨が降るなど少しストレスがかかる必要があることが知られています。しかも、旅行で一時的に幸福感が高まっても2週間程度しか続きません。
それよりかは長く活躍してくれるお掃除ロボットや掃除機に投資した方がいいですよね。
言い訳がたくさんある
上記の様に勉強しない言い訳はたくさんあります。紹介したもの以外ももちろんあるでしょう。
ただ、騙されたと思って勉強してみてください。1年続ければ世界が変わります。努力してなくても大企業でダラダラ生活している人もいます。でも、そんな人生でいいですか?親や友人に支えられて育って来てそのために社会に恩返ししたいと思いませんか?給料のために勉強をするのではないんです。勉強して世の中に恩返しをするためです。「施されたら施し返す、恩返しです(大和田)。」
みんなが勉強していて自分がいくら勉強しても勝てないというのであれば違う努力が必要でしょうが、多くの人は勉強していません。勉強すれば勝てる今がチャンスなのです。そうした努力が巡り巡って自分の幸せにも繋がります。
勉強って具体的にどうするの?
ここまでで、勉強の大切さや勉強するための環境づくりについて紹介しました。「でも、勉強って具体的にどうすればいいの?」と思うかもしれません。そのため、ここからはどの様に勉強していけばいいのか紹介していきます。
まずは疑問を持つ
まずは普段の仕事に疑問を持ちましょう。
・なぜ、この顧客はいつもこの商品を買うのだろう。逆になぜ他の人はこの商品を買わないのだろう。
・いつもExcelで同じ作業をしてるけど自動化できないかな?
・なぜ、上司と話をした後はいつもモチベーションが下がってしまうのだろう。
こうした疑問が解決できれば仕事で成果をあげたり、人間関係を改善するために役立ちます。そのため、まずは普段の生活に疑問を持つ様にしましょう。
ネットで調べる
疑問を持ったら解決策をネットで調べてみましょう。ほぼ無料で素早く調べられるのでまずはネットです。
ただ、検索エンジンに頼るだけでは思った様な情報に行き着かない時もあります。そのため、SNSやブログが役立ちます。面白いと思った人をフォローしておくと定期的に有用な情報が入ってきます。
最近はネット上にかなり有益な情報があるので探し方次第で十分な情報が入ってきます。
本を読む
それでもいまいちだな、もっと詳しく知りたいな、と思ったら本を探してみましょう。ネットで検索している間にオススメの本がピックアップされてくると思います。
私はその本のレビューや著者について調べて本屋で立ち読みして買うか決めます。買わなくても図書館で借りられる場合は図書館にします。ただ、図書館の場合は何十人分待たないといけない、ということがあるので注意しましょう。
情報を使う
集めた情報により、最初の疑問を解決しましょう。また、仮説を立てて実験してみるのも良いです。その結果を元にさらに仕事を改善していきます。
私は研究職だったのでこうしたサイクルを何度も動かしていました。自分の関わっている事業について疑問を持ち、ネットで論文を調べ、こんな結果が出たら利益になると仮説を立てて実験を行います。
研究職でなくても実験はできます。例えば、店の周りに行列ができた方が注目されるから客数も増えると仮説を立て、席数を減らして行列ができる様にしてみる、みたいな感じです。
このステップが一番重要です。勉強しているだけだと知識が血肉に変わらないので使える知識になりません。
情報を発信する
こうした結果を発信しましょう。今までの経緯をまとめるのが目的です。集めた情報や実験の結果をほったらかしておくと他の情報とゴチャゴチャになり後から見返せなくなります。
一旦、将来の自分に対して説明するつもりで書くと情報が整理できて新たな情報が入ってきてもゴチャゴチャせずに済みます。それに、実験と実験との関連付けもできる様になるので面白い結果に気付く可能性が高くなります。
実はこのブログもこの目的で作っています。この目的だけではありませんが、6割ぐらいは情報をまとめるためです。
まとめ
今回は社会人が勉強しないと損をするよ、という話を紹介しました。
自分から積極的に仕事をした方が楽しく仕事ができますし、自分が成長します。そのためには勉強が欠かせません。
会社にリストラされて再就職できず会社を避難するよりもリストラされてもすぐに再就職できたり、自分で稼ぐ方法が見つけられて会社に「リストラしてくれてありがとう」って思える人生の方がいいですよね。
ビジネス本や自己啓発本を読んでいると「意識高い系」とバカにする風潮がありますが、気にしなくていいです。勉強して失敗してもその経験が後から役立ちます。一度の失敗でヘコむのではなくその失敗から学ぶ方が100倍大切です。
読者の人たちには努力して幸せな人生を獲得して欲しいです。もちろん、幸せな人生のために私も努力して行きますよ。一緒に頑張って行きましょう。